逸ノ城怪物と呼ばれたのにすっかり弱くなって無気力なのはなぜ?

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逸ノ城に元気がありません。2016年初場所はずるずるだらだら負けが込んでいますが、その取り口にまったく覇気がなく、あっという間に横綱になるんじゃないか?と期待していた人たちをがっかりさせています。

初土俵以来、あれよあれよという間に入幕し、小結をすっ飛ばして関脇に昇進したあの頃の勢いがすっかり影を潜め、ただの巨漢力士になってしまった逸ノ城。その原因は?

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【なぜ以前は強かった?】

最近の逸ノ城を見ていると、おどおどした顔つきで土俵に上がり、あっさり土俵を割ってしまう相撲が多くて華々しく登場したあの頃は一体なんだったのかと思ってしまいます。

2014年初場所に幕下付出しで初土俵を踏んだ逸ノ城は、身長193センチ体重199キロ(初土俵当時)という大きな身体で向かうところ敵なし状態でした。

特に母校の鳥取城北高校相撲部顧問の石浦先生がほれ込んで来日を勧めたというぎょっとするほど太い腿には、故郷モンゴルで遊牧民としての生活の中で培われた脚力があり、出足のするどさにつながっていました。あの巨体の破壊力は底知れないと思われたものです。

相撲は相手がどんな相撲を取るのか分からないと取りづらいもののようで、でかいから遅いだろうと高くくっていた対戦力士はその圧力に驚いたようでした。

しかし、逸ノ城は圧力はあるけど相撲自体はヘタクソなので、以前の快進撃はビギナーズラックみたいなものだったようです。

【逸ノ城の相撲が上手くならないわけ】

もともと素質だけで相撲取ってますから攻略方法を研究されるとなすすべがない逸ノ城の相撲。それなら攻略しきれないくらい出足の圧力に磨きをかければいいのですがどうもそれが出来てない。

2015年初場所を西の関脇で迎えた逸ノ城は初めての負け越しを経験しますが、この時インタビューに答えてこんなことを言ってました。

「取り口を研究されちゃってるから…」

イチくん、当たり前です。

これで奮起すればいいのですが、困ったことに所属する湊部屋は力士の数が少ない小さい部屋なのですが逸ノ城は部屋頭、彼より強い力士がいないのに出稽古が嫌い。一門には井筒部屋があるんだから横綱鶴竜にしっかり稽古つけてもらえるだろうに。

部屋で黙々とみっちり基礎稽古をしているようならまだいいのですが、腰高は直らない、すり足もできてない どう見ても基礎稽古がしっかり出来ているように見えません。

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昨年の名古屋場所で逸ノ城を寄り切った後の白鵬がダメ押しのように顔をぐいっ!と押したことがありました。一見いじめのようで正直見苦しい行為ではありましたが、白鵬の気持ちとしては、組んでいれば稽古が足りず粘りがないことは分かりますからしっかりせぇよ!のつもりだったのでしょう。

逸ノ城は時々水入りになるほどの長い相撲を取りますが、あれは必ずしも熱戦ではありません。組んだはいいけどどう料理すればいいのか分からない逸ノ城と、なんとかしたいけど重くて動かせない相手力士が土俵の上で動けずにいる図式です。

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【自分に甘いよっ!】

巨漢力士の代表格と言えばさば読みの臥牙丸実は215キロをまず思い出しますが、逸ノ城の体重も臥牙丸に迫る213キロとも214キロとも言われています。

自己ベスト体重は195キロと言ってるので明らかに太りすぎ。動けるわけがない。特に腿にセルライトのぼこぼこが目立っていることからも稽古が足りてないことが分かります。

巨漢力士は自分が動ける体重をキープしておかないと膝を壊したら致命傷になります。だから痩せろと口やかましくいわれるのですが、逸ノ城は女将さんの目を盗んで甘いものをこっそり食べたりしているようです。

まだ怪我に苦しんだ経験がないのでついつい自分を甘やかしてしまうのでしょうが、怪我してからじゃ遅いんだけどなぁ…

【どうすればいいんだろう】

2016年の初場所はどこか内臓が悪いんじゃないのか?と思うほど元気がなく、すっかり自信をなくしている感があります。もしかしたらやる気を出したのは「絶対負けたくない」と公言する大関照ノ富士戦だけだったかも知れない。

師匠の湊親方は「本人の気持ちの問題」と言ってますが、このままだと十両に落っこちる日も遠くない気がします。

思うに、なんとなく幕内で相撲を取れているのが悪いのでなかろうか。一度幕下まで落っこちて同門の力士の付き人に指名してもらって悔しい思いをさせれば奮起しそうな気がする。

あれだけ恵まれた身体を持て余して弱い巨漢力士になりつつある逸ノ城。もったいなさ過ぎるから、早く目を覚まして稽古に精進して欲しいものです。

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