白鵬の帰化せず親方問題は内弟子の石浦と山口にかかっている?

 

白鵬

秋場所をケガの治療のために全休してすっきりした顔で九州場所に臨む横綱白鵬。3日目には史上3人目となる通算1000勝を挙げてさすがの別格感を漂わせていますが、懸念されている引退後はどうするんだ問題は未解決のままです。

白鵬自身はモンゴル国籍のままで一代年寄りの白鵬親方になることを希望していますが、相撲協会サイドは親方になるためには日本国籍の取得が先!と平行線ですが、このごろの相撲界を見ているとこりゃ白鵬の希望が通るんじゃないかって気がしてきました。

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【内弟子1号2号が頑張っている】

休場明けの今場所、白鵬は新入幕を果たした内弟子の石浦を露払に従えて土俵入を行なっています。

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173センチ114キロという小さな身体は幕内に上れるだけでも大したものですが、十両時代に比べてずっと大きな声援を受けながら臆することなく持ち味を生かした相撲を取ってますね。

石浦は2日目に入幕初白星を挙げましたが、その時もらった懸賞金を記念にと横綱と師匠の宮城野親方にプレゼントしたそうです。親方冥利に尽きますね。

さらに、ケガや病気で長く苦しんできた内弟子1号の山口が久しぶりに十両に戻ってきました。

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2013年5月場所で一場所だけ大喜鵬の四股名で幕内に上ったことがある山口は、おしゃべり好きでとても楽しいお相撲さんです。東京育ちですが中学・高校時代を過ごした鳥取について尋ねられ、「高いビルもない、遊ぶところもない、周りは緑ばっかり。…相撲をとるには最高の環境」と言っていて、あまりに的確な表現に私は腹抱えて笑いました。

しかし、幕内から陥落後は網膜はく離で頭から当るのが怖くなったりバセドウ氏病を発病して体重は落ちる力は出ないでずるずると三段目まで番付けを落とし、すっかり暗くなっていた時期もあったようです。幸い投薬治療が効を奏して力を取り戻しての再十両。横綱も「よく頑張ったと思う」と喜んでいました。

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【白鵬の指導力】

2人の内弟子たちがそろって関取になっているというのは、よくよく考えるとものすごいことじゃないかと思います。

宮城野部屋では白鵬の内弟子に対して宮城野親方が直接指導しづらい雰囲気があるといいますし、内弟子の2人も「横綱に稽古をつけてもらって」とよく口にしてますから、鳥取城北高校の同級生コンビの内弟子は白鵬が自分で育てたと言っても過言ではないでしょう。

横綱として自分も土俵に上りながら、体格ハンデのある石浦と卓越した相撲センスがあるわけではない山口を関取に育てた白鵬には指導者としての力量が十分に備わっているように思います。

これは、一つには石浦と山口が高校時代からのライバル同士ということも関係するのでしょう。この2人の城北高校時代の稽古はさながらケンカのようだったと聞きますから、お互い絶対負けたくない同士を傍において奮起させながら育てたんじゃないかと思います。

【モンゴル籍のままで親方の可能性】

このところ部屋を束ねる親方のあり方が問われるケースが見受けられるようになりました。

指導者失格として部屋もち親方を退かざるを得なかった春日山親方とか(弟子衆には非常に慕われていたようですから、指導者失格と一方的に烙印を押してもいいのかとも思いますが)、無気力すぎる相撲で話題になってしまった服部桜はどんな指導をしてんだ!と苦情殺到だった式秀親方とか、部屋を開設して10年以上経つのに関取を輩出できず、とうとうごそっと引退者を出してしまった錦戸親方とか。

それぞれの親方が怠けているわけではもちろんないのでしょうが、相撲は番付けがすべての世界ですから、力士衆の努力に加えて親方には弟子の素質や適性を見極めて強くしていく裁量が求められるものだと思います。

白鵬がモンゴル籍のままで親方になれる話はまだ具体的な形では出てきてはいません。

しかし、横綱としての実績には文句のつけようがありませんし、この先石浦が幕内に定着するようになり山口が再入幕して再び大喜鵬を名乗るようになったとしたら、弟子を育てる裁量にもケチがつけられません。「私は横綱として相撲をとりながら関取を育ててますが何か?」と言われたら錦戸親方なんかはぐぅの音も出ないと思います。

10月の末に石浦の新入幕を祝って故郷の鳥取でパレードと祝賀会が行なわれましたが、その時にも白鵬が同伴してお祝いムードをいっそう盛り上げていて、巡業終りで疲れているだろうになんとまぁ面倒見のいいことかと思ったものです。

個人的には相撲は日本の神様の御前で披露する神事なので協会が日本国籍にこだわるのも理解できますが、指導力のある親方という視点でみれば白鵬の指導力は無視できないものがあるように思います。

31歳になった白鵬はいつまで土俵に上れるのか。国籍問題のごたごたはどういう形で決着するのか。興味は尽きないところです。

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