春日山部屋の閉鎖で引退届けを出した元弓取り力士の水口はじめ力士衆はどうなった?

水口

春日山部屋の親方辞任問題で「今の親方に指導を続けて欲しいです!」と協会からの辞任勧告をなんとか撤回してくださいと幕下力士の萬華城と水口が会見を開いたのが10月18日。

結局親方(21代春日山)は勧告を受け入れて部屋の親方を退くことになり、それに伴って春日山部屋が閉鎖されることになってしまったのですが、一方的過ぎる!そんなんだったら俺らも辞める!と春日山部屋所属の力士が大挙して引退届けを提出してしまうという前代未聞の大事に発展しました。

先代と当代の親方間で起きた名跡証書問題で振り回されて集団断髪式まで計画していたという弟子衆は、その後どうなったのでしょう。

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【引退届けは不受理】

春日山部屋の閉鎖に伴う力士衆の大量引退騒動、協会は提出された引退届けをすんなりとは受理しませんでした。引退届けを出した力士衆の中にはさっさと故郷に帰ってしまった人もいましたし、連絡がとれない人もいたようです。

21代春日山親方は部屋もちの親方ではなくなりましたが協会からも退職するわけではありません。しかし、どうも事実関係を誤解して親方が相撲の世界を追い出されると思って引退届けを出した力士もいるようだし、他の力士につられる形で出してしまった子もいるようだからということだったようです。

【引退組の水口くん】

会見で辞任勧告の撤回を嘆願した水口は、かつて祥鳳の四股名で弓取り力士として活躍していました。今回のこの一件でお相撲大好きエッセイストの能町さんが鏡山親方を引き合いに出して怒ってましたが、能町さんは水口くんがお気に入りでしたよね。

mizuguti

水口の弓取りはどこか女性的な優しさすら感じさせる優雅さがあって現在弓取りをしている伊勢ヶ濱部屋の聡ノ富士の威勢のいい弓取りとは対照的でしたが、あの涼しげな顔立ちが好きで弓取りをしなくなってからも折りにつけ注目していたので、引退届けを出したと聞いてかなりショック。えええ~?!なんでぇ~?

残留組のある力士が「会社だって社長が変わったから自分も辞めるとかあり得ないじゃないですか。我慢して頑張っていればいいことがきっとあると思ってやっていくのみです」とコメントしていましたが、ホントそうだと思いました。

春日山部屋の中には先代派と当代派の分裂が起きていたと言われます。しかし、嘆願会見を開いた水口などは先代から当代に親方がチェンジする以前から部屋に所属していた古株でありながら当代の処分撤回を訴えていますから、当代(21代)は弟子たちにとってはいい師匠だったんでしょう。

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【事態は急変する】

閉鎖された春日山部屋は一門の追手風部屋に吸収という形をとることになりましたが、追手風部屋は全員を受け入れるには施設のスペース的に難しいから、春日山部屋が再興するまでは先代の春日山時代に使っていた施設を使いましょう、指導は追手風部屋付の中川親方が行ないます というところにひとまず落ち着きました。

部屋を閉鎖させてしまった21代春日山親方はこのまま相撲協会を退職するものと見られていたのですが、なんと追手風部屋付の親方として協会に残ることに。まぁ、それでも名跡問題が解決したわけではないので、とりあえずは借株扱いということなんでしょうが。

もともと21代春日山は追手風部屋の力士でしたから、追手風親方としてはかつての弟子を見殺しには出来なかったのかもしれません。

協会はこういった事情を引退組の12人に個別に話して、その上でそれでも辞めるのか?と問うたようです。

すると「相撲が…したいです…っ」とスラムダンクの三井みたいに泣き崩れたかどうかは知りませんが「やっぱり戻りたいです」と言い出す力士が何人か出てきました。

10月31日に11月場所の番付けが発表されましたが、水口を始めとした引退を表明した力士の大半が追手風部屋の力士として番付に載っています。

11月場所の初日は11月13日。果たして何人の引退表明組が土俵に上がるのか。願わくば全員元気に何事もなかったように戻ってきて欲しいものです。

【追記】

引退表明組の九州場所初日からの休場が発表されました。九州場所での引退として発表はまだされていませんが…うーん、残念です。

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