宇良大銀杏を初お目見えの番付けは?居反りで人気でも伸び悩みそうな気がするわけは?

宇良

土俵に上ると幕内の人気力士並の拍手と声援を浴びている十両の宇良。出世が早くてまげが追いついていませんでしたが、2017年の初場所で大銀杏デビューします。

トレードマークの居反りをはじめ撞木反り、一本背負いなんていうめったに見られないはずの決まり手を次々繰り出し『アクロバット相撲』の異名をとって大変な人気ですが初場所の番付けは?入門の時から注目され続け、それに見合った活躍をしてきてはいますがこの先成績が頭打ちになりそうで心配なんですけど…

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【可愛いけど実はクール?】

宇良和輝(本名同じ) 1992年6月22日 大阪府寝屋川市出身の24歳です。寝屋川と言えば大関豪栄道の出身地でもありますが、同郷の先輩とは違う木瀬部屋の所属です。身長173センチ体重123キロ。

2017年の初場所は東十両3枚目、この位置で2桁勝てれば新入幕が濃厚です。

幼少期から相撲とレスリングを並行してやっており、どちらでも全国大会でなかなか優秀な成績をおさめた経験があります。関西学院大学に推薦で入学し、1年の時に全国学生相撲個人体重別選手権で65キロ未満のクラスで優勝、4年の時には体格ハンデをものともせずに無差別級で3位に入りました。

大学で小学校と幼稚園の教員免許をとったもののプロ入りを決意し「誰にもとれない相撲を取りたい」と2015年に入門。大学時代に小さな身体で数々の大会で活躍していたことで入門と同時に注目されてスポーツニュースをにぎわせていましたっけ。大学出のお相撲さんはたくさんいますが、宇良は初の関西学院大学出身の力士であります。

宇良

両手に饅頭を持たせてにんまりさせたら日本一似合うんじゃないかって和み系の顔立ちですが、性格は至ってクールでマイペースです。稽古場での申し合いは番数少なくもっぱら身体づくりに集中していますし、お酒もスイーツも好きじゃなく、おちゃらけた冗談を言うこともありません。それどころか「お上手」も苦手な模様です。

好きな力士は誰かと尋ねられて「特にいません」とけろっと答えてました。新十両の場所前に小兵力士の大先輩である舞の海さんが宇良を訪ねて小兵力士はどういう相撲を取るべきかアドバイスを送ってましたが、当の宇良は聞いてるのか聞いてないのか分からない顔つきだったので、大先輩のアドバイスはさほど心に響かなかったようです。宇良くん、そこはウソでもありがたそうな顔をするところでしょうに(苦笑)

十両入りした際に「なぜ木瀬部屋を選んだのか」と質問されたときも「僕は1年を捨てる余裕はない年齢」と答えてました。相撲の入門は中卒以上22歳以下という年齢制限がありますから、大学を卒業したら次の誕生日までに入門しないと資格を失ってしまいます。宇良の誕生日は6月ですから、のんびりしている時間はありません。

「僕は1年を捨てる余裕はない年齢」という言葉の裏には、ギリギリまで相撲か普通の社会人かという迷いがあったのでしょうし、よし相撲だ!と決めたときに受け入れてくれる部屋を時間をかけて探しているヒマはなかった(≒入れるならどこでも良かった?)ということだったのだと思われます。宇良くん、親方の人柄とか部屋の雰囲気がどうとか言うところだから、そこは…。

土俵に上る前に口ずさむのが♪かーさんがー夜なべーをしてーの『かあさんの歌』だそうです。お母さんに対する感謝の気持ちからこの曲らしいですが、むっちゃテンション下がりそうな選曲だわ。宇良くんて基本、変わり者なんでしょうな。

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【頭打ちになりそうなわけ】

2015年3月場所で初土俵を踏んだ宇良は序の口優勝1回、2016年九州場所までの11場所中負け越したのが十両筆頭で挑んだ2016年9月場所だけというあっぱれな戦績で今に至っています。

宇良の相撲は相撲ファンにとっては「何かしでかしてくれそう♪」というわくわく感があります。

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居反りという技は普通ならば幕下以下の相撲の取り方がまだ良く分かってない人同士がわちゃわちゃやってるうちに決まるような偶発要素の強いものですが、宇良はこれを狙ってやろうとします。失敗することも多いけれど、そこがファンにとってはたまらない魅力ですよね。

しかし、この狙うというところが、今後の宇良の相撲の足かせになりはしないかと心配します

宇良の相撲を見ていると頭で相撲取ってるなぁと思うところが時々あります。意表をつく技を出す形にもって行くためのあれこれを自分なりにいろいろ考えているようですが、これ聞いたとある親方は「バカかと思った」と言ってました。宇良が目指している相撲はセオリーからは外れたところにあるようです。

それでもそこそこ勝っちゃうところが宇良のすごいところですが、昔からセオリーに沿わない相撲はあと一歩のところで壁に当るのが常です。十両筆頭で時には幕内に上って相撲をとった9月場所に勝ち越せなかったことからも分かるように、上に上れば頭でっかちな相撲は通用しません。

年末に放送された大相撲の振り返り番組で北の富士さんは宇良について「これはどんどん大きくなってあんこ型になると思うから相撲は変わっていくと思うよ」と言ってました。

そう遠くないうちに入幕することが期待される宇良。幕内に定着できるかどうかはセオリーから外れ気味の『自分の相撲』とどう向き合うのかが分かれ道かも知れません。

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