嘉風子どもを亡くしたベテランの相撲が30歳を過ぎてから良くなったわけ

嘉風

めっぽう強いわけではないけど人気のある力士の一人として数えられる尾車部屋の嘉風。若々しい相撲が印象的ですが現在35歳。プライベートでは一男一女の父であります。しかし過去には子どもを亡くした悲しい出来事も。

三賞を何度も受賞していますが、かつては幕内中盤を上ったり下がったりで三賞とは縁のない地味な力士でした。そんな嘉風が場内を大いに沸かせる人気力士になれたわけは?

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【嘉風の家族は?】

嘉風雅継 本名:大西雅継1982年3月19日 大分県佐伯市出身の35歳です。
風の字がついていることでも分かるように尾車部屋似所属しています。2004年に初土俵を踏みました。

 

 

嘉風の結婚は2008年、26歳の時でした。奥様は大阪出身の元フラワーデザイナーの愛さんといいます。

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奥様は現在はポーセラーツの教室を開いておいでとのこと。うん、なんかおセレブな香りがする。

ただし、嘉風自身は毎日電車で稽古に通っているそうなので、夫婦揃っておセレブな生活を謳歌しているわけではない模様です。電車で稽古に通うことについて嘉風は「満員電車に乗ったりすると申し訳ない気がする」とのこと。確かに一人で3人分のスペースとってるもんね。

二人の出会いは2005年、知人の紹介だったそうです。なかなかプロポーズの言葉を口に出来ず、遊園地の観覧車に3周くらい乗ってやっと言えたそうなというほほえましい話が伝わっております。

普通のお相撲さんであれば入門の翌年に彼女が出来てもなかなかデートにいそしむ経済的ゆとりのある番付けにはいないものですが、嘉風は大学時代にアマチュア横綱のタイトルを獲得している相撲経験者ですから、入門の翌年には十両入りして給料をもらえる立場にありました。

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長女の梨愛ちゃんと長男の凌聖くん。子どもといるとフツーのパパの顔になりますな。

ただ、2011年に誕生したばかりの次女の恵怜奈ちゃんを乳幼児突然死症候群で亡くしています。見るからに子煩悩そうですから、当時はさぞかし辛い思いをしたのでしょう。

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【なぜ30歳過ぎてから相撲がよくなった?】

今でこそ嘉風は三賞を何度も受賞して土俵に上るとおおきな声援が寄せられていますが、以前は幕内の中盤あたりを上ったり下がったりしている三賞とは縁のない地味な力士でした。

入門前にアマ横綱のタイトルを持ってるくらいですから、入門3年目の初場所で新入幕を果たす活躍ぶりでしたが、そこから先はなかなかに険しく、幕内一けたの番付けに上ったのは新入幕から4年目の2009年初場所でした。

新三役昇進まで49場所もかかった史上4位のスロー出世でしたが、じゃあ新入幕から今までどんな相撲とってたんだというと、たまに2桁勝ち、時々2桁負け、あとはだいたい1点か2点の勝ち越し・負け越し。正直ぱっとしないお相撲さんという印象でした。

30歳を過ぎたばかりの頃の嘉風は、相変わらず前頭中盤あたりをうろうろしながらなぜ勝てないのか、勝たなきゃと焦る気持ちから考えすぎになっていたようです。

現在の嘉風の相撲が勝っても負けても思い切っていくという見ていて気持ちのいいものになったのは、地元大分の後援会のある方からのひと言がきっかけでした。

「嘉風よ、自分らは勝ってる嘉風が見たいわけじゃない。一生懸命がんばってる嘉風が見たいんだ。」

嘉風はこの言葉で目が覚めたと述懐しています。それから嘉風の相撲が変わりました。

今年3月で35歳になった嘉風は、二度目の小結で迎えた5月場所を勝ち越して東の小結で名古屋入りします。年齢の割に前に落ちないしぶとさとケガを恐れない気風のよさ、20代のような勢いのある相撲が大きな魅力です。

衰えを感じさせない相撲をこの先何年も取り続けて欲しいですね。

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